ジャズスタンダードを解説
ジャズスタンダードとは? リスナーから見たジャズスタンダード 「ジャズスタンダード」 とは、 「ジャズの定番曲」 です。広く親しまれ、多くのジャズミュージシャンにカバーされるようになった曲のことを指します。どこかで聴いたことがあるジャズの曲は、まさに聴き手目線のジャズの定番曲と言えるでしょう。 ミュージシャンから見たジャズスタンダード 一方で、ジャズミュージシャンにとっては別の意味合いがあります。ジャズスタンダードは自分らしさを表現するための素材であり、演奏を楽しむための共通の曲でもあるのです。 自己表現の素材 ジャズスタンダードは アーティストが自分なりの解釈・アレンジを加えて演奏する共通の素材 という側面もあります。ジャズミュージシャンは映画音楽・舞台音楽・ポップス・先人のジャズナンバーを問わず、自分の感性を表現できると感じた曲のコード進行やメロディーラインに 自分なりのアレンジを加えてカバーするから です。つまり、ジャズスタンダードを題材に先人の演奏と比較して自分の個性や才能を表現しているのです。 ジャズスタンダードを演奏する演奏者の多くは「 私の感性は素晴らしいだろう! 」「 どうだ、こんなアレンジもできるんだぞ! 」と思っているでしょう。 セッションを楽しむ曲 また、ジャズミュージシャンにはリスナーには無いジャズスタンダードの楽しみ方があります。それが 「セッション」 です。ジャズミュージシャンが共通して演奏できる曲だからこそ、 初めて会うメンバーとでも一緒に演奏を楽しむことができる のです。こんな楽しい音楽は他にはありません。ミュージシャン同士が集まれば、いつでも一緒に演奏できるのです。ジャズミュージシャンにとってセッションは、音楽という共通言語で遊んでいるようなものなのです。 ジャズスタンダードナンバーのリスト 続いて、具体的なジャズスタンダードのリストを紹介していきます。ここで 紹介する曲は本ブログでも解説しているジャズスタンダード です。タイトルをクリックするとジャズピアノの演奏動画と共に曲の紹介を見ることができます。興味のある方はそちらもご覧ください。 Alice In Wonderland All Of You Alone Together As Times Goes By Autumn In New York Autumn Leaves Be