ブルーノートとは?【初心者向けジャズのブルーノートを解説】
ブルーノートとは?ジャズのブルーノートを解説
ブルーノートとは主に3つの意味があります。ここでは、それぞれの「ブルーノート」について説明します。
- ジャズ専門レーベル「Blue Note Records」
- ジャズクラブ「Blue Note東京」
- 音階「ブルーノートスケール」
1.ジャズ専門レーベル「Blue Note Records」
1つ目のブルーノートとは、レコード会社を意味します。
ブルーノート・レコードはジャズの名門レーベルです。ブルーノート・レコードは1939年にニューヨークで誕生しました。設立したのはアルフレッド・ライオンです。
その名は、音階である「ブルーノートスケール」から命名されたと言われています。ブルーノートスケールは、本来はジャズのほか、ブルースやロックなどでも使用される音階ですが、同レーベルの影響によってジャズのイメージが強くなりました。
同名のジャズクラブ「BLUE NOTE」が各国で営業していますが、いずれも同レーベルと直接的な関係はないようです。最も有名なところに、ニューヨークを本店としてチェーン展開している『ブルーノート・ジャズクラブ』があり、こちらは現在では超一流のジャズクラブとして位置付けられています。
Blue Note Recordsのホームページはこちら:Blue Note Records
2.ジャズクラブ「Blue Note東京」
2つ目のブルーノートとは、ジャズクラブ「Blue Note東京」のことです。
1988年に東京都南青山にオープンしたジャズ・クラブです。本店はアメリカのニューヨークにあります。ジャズを始め、多彩な音楽ジャンルの超一流のアーティストが連日演奏を繰り広げます。
ブルーノート東京は、演奏のほかに、おいしい料理とお酒も提供され、音楽を愛する大人たちが集い、くつろぎ、感動や喜びを味わえる高級クラブです。
2023/01現在ホームページには下記の注意事項が記載されています。
- 小学生未満の児童の入場はお断り
- 小学生~18歳未満は保護者(20歳以上)の同伴が必要で、1st showのみ入場可
- ドレスコードはありません
- ミュージック・チャージ50%オフの学生割引「スチューデント・プラン」がある
上記の詳細はホームページのFAQをご覧ください。
ブルーノート東京のホームページはこちら:BLUE NOTE TOKYO
3.音階「ブルーノートスケール」
3つ目のブルーノートとは「ブルーノートスケール」という音階のことです。
ブルーノートスケールとは、ジャズやブルースで良く用いられる音階です。メジャースケールにブルーノートと呼ばれる「III♭、V♭、VII♭」の3音を加えた音階です。
例えば、Cブルーノートスケールは、Cメジャースケールに「E♭、G♭、B♭」を加えた音階になります。
Cブルーノートスケール
この音階は、どことなく物悲しい雰囲気があるため「憂うつ」を表す「ブルー」の名で呼ばれるようになったようです。
まとめ
今回はジャズのブルーノートとは何なのか?を初心者向けに解説しました。主な3つの意味をまとめると、このようになります。
- ジャズ専門レーベル「Blue Note Records」
- ジャズクラブ「Blue Note東京」
- 音階「ブルーノートスケール」